10月14日(木)に倉敷高等学校の1年生58名がOBC岩田町キャンパスに来校され、学校説明の後、希望に応じて介護福祉学科とパティシエ学科に分かれ、体験授業を受けていただきました。
介護福祉学科の体験授業は「介護の仕事&らくらく介護」です。
介護について関心を持つきっかけになるように、仕事について、そして、なぜ介護の専門職が必要なのかについて説明をしました。
介護のプロが求められる社会的背景としては、高齢化だけではなく、少子化、人口減少、家族機能の低下(単身世帯や限界集落)、長寿化、要介護者の増加などが考えらえれます。
介護はやりがいのある仕事と言われますが、その分、きつい、汚いというイメージを持たれることも少なくありません。
ですが、OBCの介護福祉学科では、介護の仕事は、人間の営みを支援することに感謝されたり、感動したり、可能性を感じることのできる素晴らしい仕事であるということを実習や授業を通して学んでいくことができます。
介護福祉学科の教員の説明を生徒のみなさんが熱心に聞いている姿がとても印象的でした。
らくらく介護体験では、バスタオルやさらしなど、身近なものを使ってベッドの上の介護者を介助する体験を受けていただきました。
ベッドの上で体を動かすには、「摩擦」をコントロールすることがポイントです。
どの部分の摩擦を調整すると動きやすくなるのか、負担を減らすことができるのか、実際に体験を通して学んでいただきましたよ!
パティシエ学科の体験授業は「マジパン製作体験」です!
OBCのパティシエ学科教員から説明を受けて、各自で作ってみたい動物をイメージしながらマジパンで作っていきました。
まずは、作品で重要な「目」の部分から作っていきます。
左右のバランスや、目の位置で作品の印象が大きく変わるため、生徒さんは何度も作り直しをしながらを進めていきました。
生徒のみなさんは初めて触れるマジパンにとても興味を持ち、たくさん質問をしながら製作をしていました。
今日の体験授業を担当した講師は、日本最大の洋菓子コンテストである「2021ジャパン・ケーキショー東京」で銅賞を受賞し、指導している学生からも多く受賞者を輩出している実績があり、生徒のみなさんは、しっかり説明を聞いていいものを作りたいという思いがあふれていました。
限られた時間での体験授業でしたが、今回の見学会が進路研究のきっかけとなり、みなさんの夢が叶うことを願っています。
お越しいただきありがとうございました!