OBCの介護福祉学科では、高齢者や障がい者の支援として、園芸活動を通して、園芸の効果や栽培の方法、収穫の喜びなどを体感しています。
令和2年度もトマトの栽培をしました。
最初に、園芸療法の効果などを授業で行いました。
まずは園芸の専門家が、もみ殻や肥料を混ぜて土を作りました。
5月25日(月)園芸の専門の教員が、苗の植え方を説明しながら、学生と一緒にトマトを植えました。
ミニトマト・桃太郎とアイコという品種のトマトを一株ずつ植えました。
そして、水やりをして、北側の朝日の当たる場所に置きました。
その後は、1~2日おきくらいに水やりをしていました。
5月30日に強風が吹きました。6月1日にトマトを見ると、1本はすくすく育ち、1本のトマトが倒れて、皮一枚でつながっているようでした。
倒れたトマトを、倒れたままで根元の土を高く盛り、1日に2~3回水やりをしました。根元の葉は元気になってきたので、希望を持って水やりをしました。
すると、3日目の夕方には、少しぴんとして来て、その後は元気に育っていました。ホッと一安心しました。
7月の中旬になると、トマトは色づき、少しずつ収穫できるようになり、学生は1個ずつ食べました。
夏休み中、2~3日に一回の水やりをしていましたが、木が枯れそうになりました。
9月も下旬になると、トマトは少し元気になりましたが、これから花が咲いて実がなりそうには見えませんでした。
10月初旬には、トマトを抜いて今年の栽培を終えました。