2020年11月5日(木)に和食調理学科の学生が備前市伊部にある備前焼伝統産業会館へ備前焼体験に行ってきました!
OBCの和食調理学科は和食に特化していることもあり、調理実習では数多くの和食器や備前焼を扱っています。
和食では「器は料理の着物」といった考え方があり、料理を通して人に感動を与えるためには器の知識を学んでいくことも大切です。
卒業後、調理師として活躍するにあたり、器を扱うだけではなく、作り手の思いや苦労を知り、器に対する知識や自身の目指す業界に関わりのある方々と接する経験も必要!ということで、伝統工芸士でもあるベテランの備前焼作家さんから器の歴史や特徴を学ばせていただきました。
備前焼作りでは、それぞれの学生が作家さんのアドバイスのもと試行錯誤しながら事前にイメージしていた作品を手びねりやろくろを使用して制作!
初めて陶芸体験を経験する学生も多く、思っていた以上に技術の繊細さや形を作る難しさを実感していました。
また、体験終了後には作家さんの工房でたくさんの作品やのぼり窯の中なども見学させていただき、普段経験のできない貴重な体験をすることができました。
完成品が届くのを学生たちは今から楽しみにしています☆
就職後もこの経験を活かし、料理に使用する器の大切さを次の世代にもしっかりと伝えていってもらえたらと思います!
今回の備前焼体験でご指導いただきお世話になった延原勝志先生、お忙しい中貴重な経験をさせていただきありがとうございました。