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2022.03.17

ファッションクリエイター

《OBCだからできる産学連携授業》ブランド企画立案に挑戦★

カイタックホールディングスが経営母体のOBCファッション学科では、産学連携の取り組みを積極的に行い、学生のうちからアパレルの現場を意識した実践的な学びを行っています。

今回はファッション学科2年生 MD・デザイナー専攻の取り組みをご紹介します!!
学生たちが挑戦したのは「総社カイタックファクトリー」で製造するサスティナブルを意識した自社ブランドの企画立案です。
まずはモノづくりの背景や生産過程を学ぶため、工場見学へ!
総社カイタックファクトリーの工場の特徴や生産工程の流れ、従来の洗い加工、人の手の作業負担、ロス廃棄の現状などを把握。

工場からブランドの方向性のテーマを頂き、学生たちで市場調査・マーケティング分析を行い、実際の市場に対していかに差別化を図るのか、「売れる商品とは何か」を分析。
学生目線で新しいサスティナブルブランドの要素を盛り込んだ企画を考え、総社カイタックファクトリー様にプレゼン発表を行いました!

今回は時間が足りず、残念ながら商品化は次回へ持ち越しになりましたが、学生たちが提案した商品のサンプルを総社カイタックファクトリー様に作成していただき、2月に開催したファッションショーにて展示を行いました。
サンプル作成にあたり、デザイン出しから、ディテールや付属、サイズに至るまで自分たちで考え、仕様書を作成。
カイタックファクトリー様と使用素材や付属、詳細なデザインの打ち合わせを行い、サンプルが完成しました。
【学生たちの感想】
カイタック様の工場見学は、サスティナブルなモノづくりについて考えるきっかけになりました。
ジーンズの加工を行うためにはたくさんの水や薬品、軽石を使い、デニム加工では人の手で行う重労働や、加工のほこりを吸い込む恐れなど人体や環境に様々な影響があることを初めて知りました。
今回「働く人にも環境にも配慮したサスティナブル最新機器」を活用した工場とのサスティナブルブランド企画立案を考えていく中で、業界で行われている様々なサスティナブルな取り組みも知ることができ、また、実際に働いている人たちから話をお聞きできたことで、私たち自身ができるサスティナブルな取り組みを考えていく必要があると感じました。
この取り組みを通して感じたことを、業界人として意識を持ち仕事をしたいと思います。
初の試みということもあり、今回は商品化には至りませんでしたが、学生たちにとって、現場のデザイナーさんのお仕事を実際に体験できた貴重な機会になりました。
新2年生が引き続き取り組んでいく産学連携授業なので、次の提案が楽しみです★

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https://www.obcnet.ac.jp/open_campus/