ファッション学科2年生 MD・デザイナー専攻の取り組み 第2弾をご紹介!
学生たちが挑戦したのは、デニム廃材を新たな商品に生まれ変わらせる「アップサイクル」です。
総社カイタックファクトリー様より、生産過程で出た廃材や、余った素材、不良品等を頂き、学生たちの感性でデザインを考え、商品を生まれ変わらせる企画です!
実際に商品として販売する前提で雑貨ブランドの立案をし、市場分析やアンケート調査を行い、「需要のある商品は何か」を学生たちで考えました。
商品デザインからラベルのデザイン、生産にかかるコスト・原価率など、企画職としての仕事内容だけでなく、生産までを学生たち自身で行いました。
完成したデニム雑貨は、2月に開催したファッションショーで実際に販売して、たくさん購入していただけました!
さらに!
デニム廃材を活かして、学生一人ひとりの個性を表現したデニム衣装を製作!
「デニムアップサイクルコレクション」として、ファッションショーにてステージ発表及び作品展示を行いました★
総社カイタックファクトリー様には素材提供だけでなく、洗い加工までご協力いただきました。
【学生たちの感想】
カイタック様との産学連携授業を通して、商品を生み出すためには年間に多くの廃材が出ている現実を知りました。
また、生地の裁断くずだけでなく、ジーンズの加工を行うためにはたくさんの水や薬品、軽石を使うことや、ジーンズが仕上がった後の検品で、キズなどが見つかり正規の商品として売ることができないジーンズもたくさんあることも学びました。
カイタック様ではこのような現状を改善していくために、レーザー加工などの最新機器を導入してサスティナブルな活動を行っていました。
この学びを活かして、私たちも「身近なところからロスを減らすアップサイクル」をコンセプトに商品開発の活動を行いました。
今後は「もったいないを活用する」活動を後輩にも引き継いで活動を続けてほしいと思っています。